2021/11/28 21:43

木型の最終チェックをするときにお砂糖を使って実際に全て抜けるか確認の作業をしています。


いつもは和三盆糖か、なければきび糖を使うのですが、たまには色々な味をつけたお干菓子を作ろう!と思ってココア・きなこ・抹茶・イチゴ味の4種類を作ることにしました。

最初はよかったのですが、粉まみれになりながら途中から疲れてきて・・・

粉の種類によって水分量が変わるし、粒の大きさによって絵柄が綺麗に出なかったりするのでやり直しをしたり、なかなか思うようにいかなくて。

この季節は特に水分の乾燥が早くてモタモタしている間にお砂糖が乾いてしまったりと「粉と水分を混ぜて押して出す」という言葉にすると単純な作業ですが、お干菓子とは改めて繊細で奥が深いお菓子だと思いました。




それでも出来上がった色とりどりのお干菓子はかわいい!
それに4種類のフレーバーは食べる楽しみが増えたので頑張って作ってよかったです。




ご好評頂いているクリスマスの型ですが一番難易度が高いのはトナカイの耳、次にツリーの星。
ここが綺麗に出ると大変気持ちが良いですが、それこそ粉と水の配合が大きく影響しました。

しかしそれらに影響されない使いやすい木型が一番ですよね。
木型作りもお干菓子も難しいから面白く、これからも修行を頑張ろうと思います。